スマホには脅威になるアプリが多数存在します。危険なアプリをインストールすると「個人情報の漏えい」「マルウェア感染」「盗撮・盗聴」「位置情報の特定」などの被害が発生する可能性があります。
スマホの脅威となるアプリの種類
- スパイウェア:個人情報を盗み取ることを目的としたアプリ。
- ランサムウェア:スマートフォンをロックし、解除するために金銭を要求するアプリ。
- フィッシングアプリ:偽のログイン画面を表示し、IDやパスワードを盗み取るアプリ。
- アドウェア:広告を表示させたり、勝手に広告サイトに誘導するアプリ。
- 不正アプリ:マルウェアに感染させることを目的としたアプリ。
危険なアプリの実例
- キーボードアプリ:Simejiはユーザーがキーボードで入力した情報を、ユーザーの許可なく外部サーバーに送信していた
- Browserアプリ:ユーザーの検索履歴や位置情報などの個人情報を暗号化なしで外部サーバーに送信していることが判明しています。暗号化なしで送られている情報には「検索エンジン」「スマホの機種」「スマホの識別番号」「アプリのバージョン」「GPS情報」などが含まれ、プライバシーの侵害が発生する恐れがあります。(UC Browserなど)
- Securityアプリ:Web上の悪質なサイトや広告に誘導されてインストールされる。
※アドフラウドとは広告配信ネットワークを不正に利用し、広告主から不正に広告費をだまし取る「広告詐欺」の一種です。例えば「ユーザー操作とは無関係で広告がクリックされる」ようになります。