ネットワークシステムの成り立ち
2009~2019年:
四丁目自治会に「防犯ネットワーク」を設立
・神奈川工科大学との連携と協力でシステム開発頂く
・携帯電話・Webを利用した住民参加のシステム運用開始
- 約200名の四丁目住民が登録
- 自治会役員が管理人で、急を要する情報*の自治会への通報に使用
急を要する情報*:主に不審者/不審車両の情報に限定 - 自治会役員が管理人だったが、投稿記事の配信判断はせず
- 投稿記事は投稿者居住の近所(半径100m/300m)内に在住の登録ユーザーのみに自動配信
ネットワークシステムの発展
2019~2021年秋:
下記システム改善に伴い、名称も「防犯ネットワーク」を「みまわりわんこ」に変更
引き続き、神奈川工科大学にシステム開発&整備のご協力でシステム改善
- 急を要する情報*、自治会役員が管理人
- 改善点は、下記点:
- ① ガラケー携帯電話+Webメール ? スマホ+LINE通信機能 を利用
- ② メッセージ・位置情報に加え、画像の投稿が可能
- 変更・改善したものの、登録ユーザー数が増えなかった ・・・以下、要因
- 不審者・不審車両などの防犯情報に限定。防犯情報という性質から、投稿のハードルが高かった。
- 頻繁に投稿するものでなく、投稿方法を忘れてしまった
- 自治会の引継ぎが不十分で、自治会員全体への周知が不十分であった
- 名称「みまわりわんこ」のため、対象が自治会員全員ではなく、犬の散歩をしている人達限定に誤解された
- 会員や飼育員(管理人を上述ネットの名称に合わせ飼育員と命名)が誰かがユーザーには分からなかった
- 投稿者に対して投稿情報へのフィードバックが無いため、効果を感じることもなく、投稿する気持ちを失わせた
- コロナ禍により実運用が中断(2020~2021)
- 2021年秋 「みまわりわんこ」のLINEシステム改善:神奈川工科大学の提案
- 投稿記事の配信可否判断を行う「飼育員」を設定
結果:四丁目自治会の役員間で試用に限られ実運用されず
2022年:
「森のふくろうネットプロジェクト」を立ち上げ、四丁目自治会の了承を得て、神奈川工科大学と連携協力得て、下記のシステム改善・運営改善を行った
- 防犯情報に加え、地域の安心・安全、イベント、環境の情報を扱う
- 登録・配信がしやすいシステム改善
- 管理人(『飼育員』改め)が配信可否・差戻し判断がしやすいシステム改善
- 投稿記事の配信/差戻しなどが、投稿者に伝えられるシステム改善
- マニュアル類の作成
- 森のふくろうネットのアイコン設定
- 「管理委員会」を設立、運営管理の審議
2023年:
- ふくろうネットの防犯シールをユーザーに配付し、防犯効果推進
- 四丁目班長会等でユーザー数増大促進 約130名まで拡大(12月21日時点)
2024年:
- 自治連で展開し、現在各丁目でユーザー登録増大中
- 8月15日現在で、約270名まで拡大
